私の2016年は電化製品をかなり買っている。引越ししたことが最大の理由。
2LDKとウォークインクローゼットがフラットにつながっており
ぐるっと一周できるとてもシンプルな構造になっている。
しかし,家にはエアコンは1つのみ。
他にも設置しようと思えばできなくはないが,
フラット構造しているなら空気を循環させた方がエアコンと電気料金の
両方を節約することができる。
そこで今回,アイリスオーヤマのサーキュレーターPCF-HD18-Wを購入した。
そもそも扇風機とサーキュレーター(送風機)の違いは?
ここで一つ確認しておきたいのは,
室内の空気を循環させることを目的とするなら
あくまで扇風機ではなくサーキュレーターを買った方が良いということである。
扇風機は文字通り「扇」を機械化したもの。
風を直接人の肌に当てることを目的としているため,
満遍なく空気を送る分,風力はそれほど強くない。
一方,サーキュレーター(送風機)は基本的に人の肌に風を送ることを
想定した構造にはなっていない。
あくまで風を送ることを目的としているため,
ピンポイントに強力な風を送ることに長けている。
最近ではおしゃれなサーキュレーターも少なくないので
インテリア目的で買う人もいるだろう。
アイリスオーヤマのPCF-HD18-Wはインテリアとしてそれほど優れてはいないが,
価格もAmazonで3909円とそれほど高くなく,
最大14畳の部屋でも使える上に,首振り角度も最大90度まで変えられるので,
空気の循環だけでなく,洗濯物の室内干しなども想定して選んでみた。
サーキュレーター開封の儀!
では,早速箱から出してみる。
開けてみると・・・
・・・終了。
最近の電化製品にしては珍しく,入っているのは本体と説明書のみ。
しかしこのシンプルさがむしろ良い!
首も90度に曲げることができる(使う頻度は少なくないだろうけど)
首振りあり/なしで風量も3段階から選べる。
つまみが一つしかないことについて,レビューを見ると賛否が分かれているが
私はこのくらいシンプルでもいいんじゃないかと思う。
使用目的が単純な分,装置も単純な方が使いやすい。
空気の循環にサーキュレーターを使ったら明らかに部屋が涼しくなった。
では実際にサーキュレーターを使ってエアコンの冷気を用いて
室内の空気の循環を作ってみる。
そのあたりについては,説明書でも簡潔にまとめられており分かりやすかった。
やはり説明書を見ても「送風機」としての使い方しか載っていない。
我が家の場合は2部屋どころか家全体の空気を循環させることが目的。
試行錯誤した結果,エアコンから最も離れている部屋の暖気を
エアコンの設置されている部屋に向かって空気を送り出すことによって
逆に冷気が風に乗って家全体をぐるっと一周するように設置してみた。
すると,明らかにエアコンの冷気の周りがよくなり
エアコンの温度を27度に設定していても2LDKとクローゼットのすべてが
涼しくなった。
あくまで体感であるが,明確な違いが出たことに正直驚いた。
おわりに:もっと早く買っておけばよかった。
こんなにシンプルな方法で涼しくなるのなら
サーキュレータをもっと早く買って導入しておけばよかったと
若干後悔しているが,過去を省みてもどうしようもない。
家の構造にもよるので,一概にサーキュレーターが素晴らしいとは言えないが,
空気を循環させて電気料金を節約することを
検討してみても良いのではないかと思う。
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