Learninghacker

知的で創造的な刺激を求めて

「eRemote mini」に無線方式のリモコンを認識・学習させる方法。


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2016年12月末にスマートリモコンこと「eRemote mini」が届いた。

前回の記事の続き。赤外線リモコンの学習方法についてである。

年末の休みを利用して,あれこれ学習を試してみた。

 

結論から言えば,設定方法それ自体はとても簡単だ。

しかし,設定が簡単なだけに「学習のさせ方」にユーザーの創意工夫が試される。

そこが実に面白いところだし,機械が苦手な人はストレスの溜まるところでもある。

 

普段私たちは,当たり前のように色々なリモコンを使う。

けれど,リモコンがどのような仕組みで動いているのかを普段ほとんど意識しない。

テレビの電源がつくことが重要であって,その仕組みは重要ではないからだ。

eRemote miniにリモコンの学習をさせるとき,

自分自身が普段いかにリモコンの仕組みを意識せず手軽な生活をしているか

強く思い知らされることになった。

 

学習しているのは,eRemote miniではなく私の方なのかもしれない。

 

この記事では,eRemote miniの学習方法を簡単に説明した上で

eRemote miniに認識されず学習できないリモコンに遭遇した場合の

検討点とその改善方法について述べたい。

 

eRemote miniへのリモコンの学習方法

学習方法については販売元であるLink Japan公式のページが最も分かりやすい。

ここでは最低限のことだけ紹介する。

 

前回の記事で紹介したように,

eRemote miniはスマートフォンのアプリ「e-Control」で操作する。

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 e-Control内で新たにリモコンを設定する場合,

まず登録したい家電に一番近いリモコンを選択する。

ここではTVを例にする。

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この中から設定したいリモコンのボタンを一つタップする。

すると次のような画面が表示される。

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この状態で,eRemote miniに向かって対応させたいリモコンのボタンを押すと

学習される。

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このリモコンのボタンによる赤外線の学習はなかなか優秀で,

色々私も試してみたが,障害物でもない限り

ほぼ百発百中で認識・学習される。

あとはコツコツと学習させたいボタンを設定して

自分に合った都合の良いリモコンをスマートフォン上に作っていくわけだ。

 

しかし,家にある家電の中で

どうしても全く認識されないリモコンに遭遇し,躊躇した。

それはSONYのテレビ「ブラビア」のリモコンだった。

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eRemote miniが認識できないリモコンの存在?!

家の中でおそらく最もよく触るリモコンといえば,間違いなくテレビだろう。

これが認識できないと気がついたときはかなり慌てた。

 

しばらく考えても解決方法が分からず,Twitterでそのことを書いてみた。

 すると,リプライが返ってきて,ハッとさせられた。

 

無線タイプのリモコンの存在を

全く考慮していなかったのだ。

 

勝手にリモコン=赤外線方式と思い込んでいたが,

リモコンの中には無線方式のものもあるらしい。

なるほど,無線方式ならそもそも赤外線ではないのだから

eRemote miniが認識・学習できないのは至極当然だ。

 

実際に私の家のテレビのリモコンを調べてみた。

SONYの公式ページのはっきりした情報にはたどり着けなかったが

どうやら無線方式のみのリモコンであることは確認できた。

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ということは,このテレビのリモコンは

eRemote miniに学習させることはできない。

 

無線方式のリモコンをeRemote miniに学習させる方法。

では,このリモコンをどうやってeRemote miniに学習させるのか。

 

その方法はそんなに難しくない。

同じ家電を操作できる別のリモコンを擬似的にテレビのリモコンとして

eRemote miniに学習させれば良いのだ。

 

例えば,私のようにSONYのリモコンが無線方式で登録できない場合は,

テレビを操作できる他の赤外線方式のリモコンで代用可能だ。

我が家の場合は,BDレコーダーのリモコンがそれに当たる。

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同じメーカーならレコーダーや古いテレビのリモコンでも

テレビを操作できる。

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他のメーカーのレコーダーだったとしても,ある程度可能だろう。

もし手近に代わりのリモコンがなければ,

実家や友人からちょっとリモコンを借りる,リモコンだけ中古で買う,など

いくつか方法がある。

 

代わりのリモコンが見つかったら

それをテレビのリモコン「として」eRemote miniに学習させるだけだ。

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おわりに:リモコンの学習はアイデア次第!

少し考えれば当たり前なことなのに,

普段ほとんど意識せずリモコンを使っているせいで

私たちは物事の本質を忘れてしまうことがある。

 

無線方式のリモコンを認識・学習させる方法も簡単な話で

代わりのリモコンを用意すれば良いだけで,しかもそんなに難しくないことだ。

しかし,家電とリモコンが一対一対応だという固定観念に囚われていると

代替物を用意するという単純な解決方法に気づきにくいと思われる。

eRemote miniをまさにリモコンの代替にしようとしていても,である。

 

そもそもeRemote miniはある赤外線を

例えば「テレビの電源をONにする」などと認識しているわけではない。

最初に紹介したように,「e-Control」というアプリの中で

「ON」を意味する記号の入ったアイコンに

テレビの電源をONにする信号の赤外線をユーザー自身が関連づけているだけだ。

「テレビの電源」という概念も,「…をONにする」という思考操作も

リモコンでもスマートフォンでもなく,私たちの頭の中にあるものだ。

 

eRemote miniはある赤外線の信号を覚え,

スマホからの遠隔操作で同じ赤外線の信号で発信できる。

 

それだけが重要で,それ以上は何もできない。

スマートフォン上でのリモコン学習はそれをよく念頭に置かなければいけないだろう。

 

なお,今回紹介した方法はすべてのリモコンに有効というわけではない。

例えばAmazon Fire TV StickはWi-Fiを利用した完全無線方式で

赤外線を受信することもできないから,eRemote miniには登録できない。

(尤も,Fire TV Stickには独自のリモコンアプリが存在するけど)

しかし,家にある家電で無線方式しか使えない家電はまだそんなに種類がない。

赤外線方式の受信機も持っているか,そもそもリモコンがないかどちらかだ。

 

もしeRemote miniが全く認識しないリモコンに遭遇したら,

無線方式ではないか,確かめてみてほしい。

そして,他のリモコンで学習を代用できないか,検討してみてほしい。

 

つづきもどうぞ

 

余談:ルーター電源タップ収納ボックスって便利だよ。

ところで,eRemote miniを買った人は,本体をどこに置いているだろうか?

私も置き場所をあれこれ考えた結果,

我が家の充電場所兼ルーター置き場になっている収納ボックスの上に

置くことにした。

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この収納ボックス,かなり使い勝手が良くデザインもいいよ!

こちらも別件で紹介したいGOODなグッズです。

 

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