雑記

『モバイルボヘミアン』著書・四角大輔さんがトークライブで問う”理想のライフスタイルとは?”

※この記事で使用する写真はご本人の許可を経て掲載しています。無断転載はご遠慮ください。

こんにちは、uru(@uru_)です。先日、『モバイルボヘミアン』という本についてこのブログで紹介しました。

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そのあとしばらく、著者の一人である四隅大輔さんの情報を見ていたところ、2017年6月17日に渋谷のBOOK LAB TOKYOさんでトークライブがあることを知りました。

興味深かった本ですから、著者本人がどんな人なのか、話を聞いてみたい。これが握手会やサイン会だったら行かなかったでしょうけど、今回はとても心が惹かれてしまい、参加してみました。

トークライブのタイトルは『モバイルボヘミアン”移動生活”から学んだ7つのこと+α』。そこで四角さんが最初と最後に出した問い、「あなたにとって理想のライフスタイルとは?」という言葉がとても印象的でした。

四角大輔という人に出会う

流行の音楽に疎い私が、元音楽プロデューサーである四角さんに会ってどんな印象を自分がもつのか、とても関心がありました。

第一印象は「年齢がよく分からない人」でした。

実年齢より若く見えることは間違いないとは思いましたが、あとでトークライブの時に実年齢が紹介された時は本当に驚きました。著書『モバイルボヘミアン』の文面に現れる価値観にしろ、そして自然と共に暮らす鍛えられた肉体と精神にしろ…。

この時の本音は、「こういう年の取り方をしてみたいなぁ〜」でした。真の”健康”とはこういう人のもつものなんだろうなぁ〜と、その時しみじみと感じてしまいました。

そんな印象を与える四角さんのトークライブの内容はやはり基本的には『モバイルボヘミアン』と一貫した話であり、印字の出来ない本音の、生の声を聞いてその確かな実行力と実践経験に説得力を感じました。

ここではその「7つのこと+α」の全てを書くつもりはありませんが、印象に残ったスライドを3つだけ紹介します。

本日のタイトルの通り、一番印象に残ったのは「あなたにとって理想のライフスタイルとは?」という問い。

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この問いの中で、結構価値観のズレが起きやすいのが「ライフ」の定義かもしれません。「ライフスタイル」なのに「ワークスタイル」になっているようなスタイルもあれば、単なる幻想で努力も実行も伴わないような空虚な願いもあるかもしれませんが、四角さんのいう「ライフ」には仕事とお金、遊びといったものの垣根はあったとしてもとても低いもののようでした。これはナマの声で聞いたからこそある説得力なのかもしれません。

しかもその説得力は論理的で合理的だとも思いました。これは本で受けた印象と同じです。

あと2つの関心の強かったスライドはこちらです。2つ目は「人生は何でもできるが,すべてはできない」

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3つ目は「身軽であり続けることが人生の質を決める」

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2つ目は哲学的ですが、本質を貫いていると思います。3つ目は、物理的にも、精神的にも、という追記が必要でしょう。この2枚は特に関連が強いと思ったわけですが、私たちは(少なくとも私は)無自覚のうちに自分で自分の行動を縛り本気でありたい自分、したい理想から離れ常識というなの程のいい鎖で自分を縛っているのかもしれない。

果たして1つ目のスライドのように「私にとって理想のライフスタイルとは?」何かについて、本気で、真剣に、そして粘り強く、諦めず、考えてきただろうか? それを考えずにはいられませんでした。

おわりに:自分のライフスタイルについて考え続けてみたい

ところで、トークライブの会場であるBOOK LAB TOKYOさんですが、こちらは四角さんが出資されている本屋&カフェだそうです。トークライブの後に懇親会も少しあったのですが,私はむしろBOOK LAB TOKYOさんが棚に置いている本の方に夢中になってしまいました。

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科学系の本がいっぱい置いてあるんです!!

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趣味が合うのか、科学系以外の本でも、私も面白い!と思えた本がたくさん並んでおり、まだ読んでいない本もついつい手を取ってしまいました。BOOK LAB TOKYOさんへは、また別の機会にもう一度訪れたいです。四角さんの問いに答えを出し、行動し、実現するためには、じっくりと、そして何度も自分に問い直す行為が必要だろうと思います。

深く、良い問いをもらいました。

もしスライドを見て関心を持たれた方は『モバイルボヘミアン』を読んでみることをお勧めします。

ABOUT ME
uru
日常生活と科学をむすぶ、学びのデザイナー。新しいガジェットやギアが大好き。好きなことは読書、バイク、旅、温泉、アニメ鑑賞その他いろいろ。生活をよりシンプルに心地よいものへ変えていきたい。

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