こんにちは、uru(@uru_)です。今回はラブリコのアジャスターを使った自作ハンガーラック(洋服かけ)の作り方を紹介します。
我が家は賃貸で、収納できる容積が乏しかったので、よく着る服を取り出せるちょうど良いサイズのハンガーラックが欲しくなり、結局自分で作ってしまいました。
初心者でも比較的簡単に作れます。この記事が参考になれば幸いです。
必要な材料
使うものはざっと以下の通り。
- 2×4材(柱)
- 1×10材(棚板)
- ワトコオイル
- ステンレスパイプ
- ブラケット
- 棚受け金具
- ラブリコのアジャスター
木材の一部やステンレスパイプはホームセンターで事前にカットしてもらいました。

頻度が少ない作業は依頼することで余計な道具代のコストを抑えられるので、とてもオススメです。あと確実な仕上がりですし。
木材については、前回作った縁台の際に一緒に購入したものです。

ワトコオイルとツーバイ材でハンガーラックの素材を作る

真ん中の3本の2×4材が柱に、そして左の1×10材がハンガーラック兼棚になる板です。

まずこれをワトコオイルで塗っていきます。

塗り終わるとこんな感じ。

最初は濃いめですが、24時間の乾燥後は落ち着いた色になります。

さらに1ヶ月ほどすると色が深みを増すのがワトコオイルの面白いところです。
ラブリコのアジャスターで柱を作る
色味のついたツーバイ材をいよいよ壁に設置していきます。
我が家は賃貸なので、壁には穴を開けることができません。そこで使用するのが、ラブリコのアジャスターです。

2×4材にぴったりはめて・・・

床と天井で突っ張らせます。このとき水平器でしっかり垂直になるようにしておきます。

棚受け金具とステンレスパイプを固定する
最後に、棚受け金具とステンレスパイプを固定していきます。これらもホームセンターであらかじめ購入しておきました。

この柱に棚受け金具を取り付けます。棚板をつける位置を大まかに決めたのち、水平器で棚板が水平になる位置をしっかりと決めます。

このとき、マスキングテープなどで印をつけておくと、あとで綺麗に撮れるので楽です。
位置が決まったら、棚受け金具をドライバーで取り付けていきます。

そして、棚受け金具に棚板を乗せて、さらに固定します。

この棚板にステンレスパイプを固定したら、ハンガーラックの完成です!

しかしここでちょっとミスが・・・。棚受け金具のサイズをちゃんと考えていなかったので、ステンレスパイプの固定具の位置が微妙にはみ出してしまいました。

でもまぁ・・・気づかれないだろうと思ってそのままにすることに。
あとは服をかけて、観葉植物を並べて、見た目を美しくしました。

後日談:衣装ケースの上に天板を乗せる
ハンガーラック自体はこれで完成なのですが、後日少し改良を加えました。
写真の通り、作った当初はハンガーラックの下には、無印良品の衣装ケースがありバッグがそのままドーンと乗っかっている状態でした。でもこれがなんかみすぼらしい。
そこで衣装ケースにワンバイ材のダボ繋ぎで作った、天板をのせることにしました。

衣装ケースへの過重負荷も軽減し、インテリアとしても統一感が出てきました!
おわりに:案ずるより産むが易し!DIYはやって覚えるもの
ハンガーラックを作るあたり、写真にはあまり合われませんが、一番時間をかけたのは、設計の部分でした。どのくらいの横幅にするか、ハンガーの高さはどうするか、棚板の大きさはどのくらいにするか、などなど、考えなければならない項目は多いです。
しかしそれを突破し、材料を不慣れながらも集めていく中で、材料や道具のことを少しずつ学んでいけます。
DIYは少しずつやれば怖くない。自分でもできるものなんだと、徐々に自信がついてきます。
そういう意味では、今回のハンガーラック製作は賃貸でも、初心者でも比較的簡単にできるものです。興味のある方は、とりあえず作ってみることをおすすめします!