こんにちは!uru(@uru_)です。最近、薄い財布が人気ですね。このブログでも以前、SYRINXの「Hitoe Fold Liscio(旧名:Hitoe Fold)」を紹介したことがあり、とても気に入りました。
今回はさらに薄さを極めたHitoe Fold Aria – Foschia -(旧名:Hitoe Fold Aria)を紹介します。クラウドファンディングで購入してから半年が過ぎ、日に日に愛着が増しています。
結論から言うと、次のような方にはとてもオススメしたい財布です。
- 薄さを究極に求めたい方
- 革の変化を感じたい方
- 予算に余裕のある方
薄さも機能性も完成度のがすごく高い本物の薄い財布
「身も心も軽やかに」と言うのが、小さな薄い財布「Hitoe Fold Aria – Foschia -」を作ったSYRINXの言葉ですが、この財布を一度手に持つと、その説得力を感じ取ることができます。
外装
今回私が購入したのは小さな薄い財布「Hitoe Fold Aria – Foschia -」右利き用のブラック。といっても、まだ灰色が残っている感じです。購入時の様子は公式WEBサイトの写真通り、色がはっきりしていない感じですが、使い込むにつれて革に味わいのある色が表れてきます。
私は革のエイジングに関してはあまりこだわる方ではなかったのですが、そんな私でもその変化をはっきりと感じることができます。
内装
中を開けると下の写真のような構造をしています。1枚の革で覆われたような独特な形状をしていますが、使いにくさは感じません。
初代Hitoe Foldから改善された点として、このHitoe Fold Ariaから札押さえが加わりました。以前書いた比較記事では私もこれは気になっていたのですが、札押さえが加わり、使いやすさがさらに良くなりました。出し入れも引っ掛かることなく、良い感じです。
また、カードの出し入れも以前とてもスムーズ。カードは財布を閉じる際のひっかけとしてはたらくので、勝手に財布が開いてしまうようなことはありません。
財布中央に位置する小銭入れ。薄い革一枚が軽くフタになっているような感じで、小銭が落ちてしまわないか最初不安でしたが、よほど激しく財布を振らなければ、小銭が落ちることはありません。むしろ初代Hitoe Foldよりもしっかりしています。
一度に入れられる小銭の枚数は限られてきますが、そもそも薄い財布を購入したい人と言うのはお金をジャラジャラ持ちたくない人だと思うので、そこはほとんど問題にはならないでしょう。コロナ禍で電子マネーが対応するお店も一気に増えましたが、それでもたまには必要になるもの。このくらいのスペースがなんだかとても「ちょうどいい」んです。
厚さ
最後に横から見たところです。内装のポケットの縫い目が見えるのは、これが「縫代」と言う構造をしているから。ポケットの内側で縫う「巻き込み」ではないからこそ、薄さを維持しています。
初代Hitoe Foldに比べ、Hitoe Fold Ariaの方が2mm薄くなっています。そのうち1mmは革そのものの薄さによって実現しています。
小銭入れの小銭の枚数によって若干変化しますが、厚さはペン1本分くらい。
万人受けというわけではない
ここまでHitoe Fold Ariaをベタ褒めしてきました。実際半年使ってみて、圧倒的に身軽で、財布一つで本当に自由だなと感じる場面が何度もありました。
ただし、全く欠点がないわけでもありません。
最初にも述べましたが、この財布は次のような方にオススメできます。
- 薄さを究極に求めたい方
- 革の変化を感じたい方
- 予算に余裕のある方
しかし、万人受けする財布ではありません。逆に言えば、革の厚みや個性的な色を楽しみたい人はHitoe Fold Liscioの方がオススメできます。
実際、Hitoe Fold Ariaを手にした時、最初少し革の薄さに寂しさを感じました。革の薄さは「ベタ貼り(全面糊付)」と呼ばれる高い技術でできていますが、技術の高さが必ずしも満足度と比例するわけではありません。
2mm厚いとはいえ、Hitoe Fold Liscioも通常売られている財布よりはかなり薄く、その点で劣っているとは全く思いません。
おわりに:身軽さにこだわりたい人に試してもらいたい
半年使ってみて、やっぱり私はHitoe Fold Ariaを選んでよかったと思います。Ariaを購入した際、以前持っていた初代Hitoe Foldは手放してしまいましたが、この財布を選んで、自分が圧倒的な手軽さと、その手軽さから得られる自由を追求したい人間(変人?)なんだと改めて思いました。
同じ沼にハマってみたい方は、ぜひ試してみてください。フフフ・・・。