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メッシュWi-FiルーターLinksys Velopに買い換えたらネットワーク環境が死角なしに!無敵か!?


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こんにちは、ネット環境がないと明日死ねるuruです。

・・・比喩ではなく、大真面目に。

我が家は今20弱のデバイスが常にネットワークにつながっています。その一部はIoT機器。文字通り生活の一部です。これらが繋がらなくなると大変なことになります。

※我が家のIoT事情は下記参照。 

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ここ数日ネットワークが著しく遅くなったため、2013年ごろから使い続けていたAppleのAirMac ExtremeからLinksys Velopに変えてから、速度が安定しただけでなく家のどこでもネットが高速化して非常に便利になりました。今回はそんな死角なしのメッシュWi-Fiルーターを紹介します!

Wi-Fi環境もデバイスに合わせて見直しが必要だと実感

ここ数日、異様なまでにネットが続いていました。ネットワーク上に繋がったプリンタに接続できないところから異変に気づき、ふと速さを調べてみると、なんと下りが1Mbps以下。誰かがYouTubeを見てたら他の機器のネットが著しく遅くなるような状態でした。

最初に疑ったのはプロバイダですが、突然の急激な低速はやや不自然ですし、そもそもすぐに契約を切り替えられる状況ではありませんでした(解約云々の関係で)。そこで必然的に次の原因として考えられるWi-Fiルーターを見直すことにしました。

2013年から我が家で使っていたAirMac ExtremeはApple最後の純正無線LANルーターです。当時の最高規格で現在もよく利用されているIEEE 802.11acのディアルバンド対応型。不安定になったことが一度もなかった優れものです。

とはいえ、購入から5年以上経ち、ネットワークに接続する機器の台数も最初はPCとスマホだけだったのが、今ではFire TVやKindle、電気製品と数を増やしてきました。

Wi-Fiルーターの買い換えタイミングって難しいですね。今回の場合も、ただ「遅くなった」というだけで、買い換える前にルーターが環境悪化の原因かどうかの明確な根拠がありませんでした。なので環境改善はあくまで結果論です。

ただ今回の交換で、ネット速度に急激な異変を感じたらルーター買い換えかもというのは教訓として得ることができました

接続は簡単!メッシュWi-Fiルーター「Linksys Velop」

現在世の中には多数のWi-Fiルーターが出回っています。規格も値段もピンキリ。相当悩んだ結果選んだルーターがLinksysのVelopでした。

なぜLinksys Velopを選んだのかは後半で紹介します。

まずは包装から設定までを見てみましょう。

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今回購入したのはトライバンドタイプの2個セットです。結構箱が大きいですが、本体はAirmac Extremeよりも小さく軽くてスリムです。

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中に入っているのは、

  • 本体 2台
  • 電源アダプター 2台
  • LANケーブル 1本(モデムとつなげる用)
  • セットアップガイド 1枚

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本体にはLANケーブルの穴が2つと電源アダプターのコネクタが底に隠れています。多くのルーターにはモデムからケーブルをつなげる「WAN」と、各デバイスにケーブルをつなげる「LAN」と書かれた2種類の穴がありますが、Velopは自動的に識別してくれるらしく、その区別がないのが特徴。これは地味に良いですね!

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同じくセットアップガイドもとてもシンプルです。セットアップはスマホのアプリで完結するためとても簡単です。

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セットアップに本体とアプリ以外で必要なものは次のものだけ(私はIPS設定を忘れてしまっていたため、探すのに苦労しました・・・)。

  • アカウント(メールアドレス)とパスワード ※事前に決めておくと楽
  • IPS設定用の認証IDとパスワード(PPPoE設定に必要。あらかじめプロバイダから与えられている)

この2つさえ事前に準備できればあとは楽チンでした。アプリの手順がとても分かりやすくいので、悩むことはほとんどないでしょう。

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作業自体はアプリのシークエンスに従うだけなので迷うことはほとんどありません(IPS設定以外は)。少し注意が必要なのは、この作業は時間がかかるということ。今回私は2台のVelopを使ったので、設定も台数と同じ2回分です。家のどこにルーターを置くかなど、いろいろ考えながら行う作業なので、予め1〜2時間程度、時間にゆとりをもって作業に当たると良いでしょう。

ネット速度が劇的に改善!なんと10倍以上に!!

我が家では特にネットに繋がっている機器が多いリビングと寝室にVelopを1台ずつ設置し、もともとAirMacがあったリビングで、ルーターから約2m離れた位置から事前と事後の速さを測ってみました。

Velopを設置する前の速さは下記の通り。夕方4時ごろの状態ですが、実はこれでも速いほう。夜8〜10時頃になると下りが1Mbpsを下回ってしまうほどです。

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そしてVelop設置後がこちら。10倍以上速くなっています。

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ネットが混み合う夜の時間帯でも今のところ70Mbps以下になったことはありません。YouTubeのHD動画でも選択してから映像再生までほとんど遅延を感じなくなりました。体感的にも速さの違いをはっきりと実感できるレベルです。

使用して1週間程度経ちましたが、遅延は今のところ起こっていません。

メッシュ Wi-FiルーターLinksys Velopを選んだワケ

LinksysのVelop、これはかなり買って良いものでした!!

とはいえ、価格的にも機能的にも多種多彩なWi-Fiルーターがある中で、Velopを最終的に選ぶまでにはかなり時間がかかりました。

なぜVelopを選んだのか。その理由は次の通りです。重視した順に並べました。

メッシュWi-Fiを構築できる

今回一番重視した理由がこちら。メッシュWi-Fiはモデムに直接繋がったルーター以外にも中継機となる機器を設置することです。

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Velopは最大3台セットで販売されていますが、我が家はそこまで広くないので2台にしました。複数ある本体に親機と子機といった使い分けさ存在しません。モデムに接続した方が親機になり、そのほかが中継機(子機)になるよう自動的に設定してくれるのも良いところです。

ネットが遅くなる前のAirMac Extremeも速度は悪くなかったのですが、やはりルーターから離れれば離れるほど速度は低下します。5年くらい前であればリビングが主にネットを使う場所でしたが、今では状況が変わりました。特に我が家のようにIoT機器が多くなると、速度以上に広範囲であることも重要な要因となってきます。

しかもスマホのように持ち歩いて移動することも起こります。そんな時距離に応じて最適な電波を自動的に切り替えられるメッシュWi-Fiは遅延を感じません。

ただし、メッシュWi-Fiを構築できるルーターは他にもあります。例えばGoogle Wi-Fiなどもそうです。

トライバンド(AC2000)に対応している

この記事を書いている時点では、2019年にローンチされた次世代のGoogle Nest Wi-Fiのスペック詳細が分からないので、初代のGoogle Wi-Fiとの比較になります。

Google Wi-FiとVelopとの違いは、電波(バンド)の数。前者は2本(デュアルバンド)に対し、Velopはディアルバンド版とトライバンド版の2種類があります。今回購入したのはトライバンドです。

メッシュWi-Fiが親機と中継機をリンクする際にも電波が使用されます。トライバンド版のVelopの場合、電波1本は中継機とのリンク専用となっており、残る2本がスマートフォンやパソコンといった各種デバイスとの接続用になっています。

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せっかく広範囲になっても電波数の減少によって遅延してしまったら本末転倒です。一人暮らしならデュアルバンドでも良いかもしれませんが、我が家は家族3人で暮らしているので、複数の場所で複数のデバイスを使用する瞬間があります。 

なので、我が家の場合はトライバンドの方が良いだろうと判断しました。その時点でGoogle Wi-Fiは選択肢から外れました。

しかし、トライバンド対応のメッシュWi-Fi機器は他にもあります。例えばOrbiやDecoです。

大きさ・デザイン・価格のバランスが良い

最後はほぼ好みの話。大きくない。デザインがすっきりしている。その2つです。

私の場合は、以前使っていたAirMacのタワー型に対する愛着もあって、OrbiやDecoは選びませんでした。

Velopの幅はプラスじゃないの方のiPhoneの幅とほぼ同じで実はそんなに大きくありません。丸みがなく、コードの接続部分もシンプルだったのが決め手でした。

価格は正直どれもどっこいどっこい。時期によって高くなったり安くなったりするので、どこで買うかの方が重要です。たまたま今回はVelopがAmazonに入荷したタイミングで価格が安かったというのも決め手になりました。

・・・とは言っても、メッシュWi-Fiにこだわらなければもっと安いルーターはいっぱいあります。結局のところ、我が家は妻と価値観が一致し、すぐGOサインが出たことも大きな要因でしたね。

アプリで簡単に接続設定できる

これも結構重要。最近はだいぶ増えてきていますので上記3つに比べたら私はあまり重視しませんでしたが、機械が苦手という方なら1番にあげても良いでしょう。接続は絶対に簡単な方が良いです。

Linksys Velopの少し残念なところ

ここまで褒めちぎってきたVelopですが、少し残念なところもあるので紹介します。使用感は全く問題ないのですが、規格面であと何年使えるかなという意味で。

次世代Wi-Fi規格「Wi-Fi 6」には未対応

冒頭で紹介したIEEE 802.11ac規格はWi-Fi 5とも呼ばれますが、その次世代規格であるWi-Fi 6(IEEE 802.11ax)に対応したルーターもバッファローなどが販売しています。

Velop2台買うよりこちらの方が安いです。

理論上最大10Gblsの速度が出るらしいので、今回改善した我が家の速度の10〜100倍の数値は出るのかも。1Gbps超えインターネット回線(例えばNURO光10Gs、auひかりホーム10ギガ)などが既にあるのであれば、購入する価値はあるかもしれません。

・・・が、賃貸の我が家にはそんな回線は通っていませんので今回は論外でした。

ただ、将来的に5Gが浸透し、テレビも4Kや8Kに対応していったらこの規格対応ルーターも選択肢になるでしょう。我が家のテレビは未だ4K未対応だし、そこにお金をかける価値をまだ見いだしていないので、当分先かな・・・。

IPv6 IPoEに未対応

 Wi-Fi 6はまだかなり限定的にしか使用できない規格なので重要ではありませんが、むしろIPv6 IPoEにVelopが未対応なのはかなり残念です。ただ、Velopは常に自動的にバージョンアップを繰り返すルーターなので、将来的に対応する可能性が・・・あったらいいなぁというのが希望的観測です。

「IPv6」はインターネットプロトコル(IP)の仲間の1つ。バージョン6という意味です。インターネットにつながるデバイス全てに割り振られる、いわばネットの住所のことです。

現在インターネットではIPv4と呼ばれる古いバージョンが今も多く使われています。ただ問題は、そのアドレスがもうほとんど残っていないこと。昔、郵便番号が5ケタから7桁になったのと同じで、ネットの住所もケタを増やして解決しようとして生まれたのがIPv6、という理解です。

Velopは2019年4月アップデートのバージョン2.9.0からIPv6に対応しています。

問題は「IPoE」のほう。IPv6が住所なら、IPoEは接続方式、ネットの道です。現在IPv4で多く使われているのはPPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)という方式。最初のPointは自分、Ethernet(イーサネット)はインターネットにつながる道。じゃあ途中の「to Point」って誰やねん!という話なのですが、この中間にいるのがプロバイダ。私が散々悩んだIPS設定がまさにこのプロバイダとつながるためのカギだったわけです。

ところがこのプロバイダさんが高速道路の料金所のよう居座ってくれているおかげで、ネットの遅延が起きます。社会全体の車の所有者が増えたら料金所も混み合うように、ネットの世界でも同じことが起きます。ネットが渋滞しやすいのは、仕事や学校が終わった後、つまり夕方〜夜の時間帯です。みんな一斉に使い出すでしょう?

そして、高速道路はETCを導入して料金所での渋滞をなくしたように、インターネットの道でも料金所を介さない接続方法で解決しようとして生まれたのがIPoE(IP over Ethernet)。Velopはこちらにまだ対応していません。

とはいえ、そもそもIPv6に対応しているサイトなどはまだ限られています。IPv6 IPoEにすぐ対応しなければ社会的に死ぬ!・・・なんてことは起きませんが、既にいくつかのプロバイダがオプションサービスとして始めているのでやはりいつかは使いたいですね(お金取られるのは変わりませんが)。

おわりに:環境の変化に合わせた見直しを

最後長々と書いてしまいましたが、いかがだったでしょうか?

いくつか課題は残っているとはいえ、とりあえずVelop、これなかなか良い買い物をしたと思っています。もし自分の家のWi-Fiルーターが急に遅くなったと感じた時には、ぜひルーターを見直してみることをおすすめします。