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私が13インチMacBook Pro 下位モデルを買った理由【結論: 用途次第】

私が13インチMacBook Pro 下位モデルを買った理由【結論: 用途次第】

こんにちは、uru(@uru_)です。

タイトルの通り、2020年モデルの13インチMacbook Proを最近買いました。CPUも第8世代1.4GHzクアッドコアIntel Core i5プロセッサ、メモリ8GB、256GB SDDストレージ、オプションも全くついていない13インチ下位モデルの中の最下位です。

最下位なんていうと表現が良くないかもしれないですが、世の中には「だったらMacbook Airの上位モデルでいいじゃん?」などという人もおそらくいると思うんです。今購入を悩んでいる人は、きっとその辺りに邪魔されて、本当に下位モデルでいいのかと悩んでいるのではないでしょうか?

今回は、私が13インチMacBook Pro 下位モデルを買った理由を紹介します。先に言っておきますが、これはあくまで主観。本音では「誰が何を買おうと勝手だろ!」と言いたいところなのですが、それはさておき、私の理由があなたの悩みを解決するきっかけになれば幸いです。

なお、具体的に開封した際のレビューは下記になります。よろしければそちらもご参照ください。

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私が13インチMacBook Pro 下位モデルを買った理由

動機1: 古いモデルからの買い替え(スペック向上のため)

MacBook Proを買おうとしている人の多くは、初めてのPCではなく、既に持っているPCからの買い替えという方が多いんじゃないかと勝手に予想しています。

私の場合はMac mini 2014からの買い替えです。記事執筆時、既に購入から6年経過しており、複数の文書処理や動画視聴や画像処理など、スペック的にそろそろ無理が出始めていました。

自分の使用に合わせたスペックへの向上のため。これが第1の動機です。

動機2: モバイル性向上のため

Mac miniは別途モニターなどの周辺機器が必要なモデルです。弁当箱のように持ち歩く人はほとんどいないですから、デスクトップ型と考えてよいでしょう。

そこからMacBookシリーズに変える理由は単純にモバイル性向上のためです。特に昨今、Zoomなどのオンライン会議でビデオカメラが必要になったり、家の中でもソファーで寛いだりリビングで作業したり、時には外で使いたいといったモバイルデバイスとしての欲求が私の中でありました。それが2番目の動機です。

13インチMacBook Pro 2020モデル

さて、ここからが本題です。ではMacBookシリーズでも何故Proを選んだのか。でも何故下位モデルなのかを紹介します。

MacBookの「Pro」には2つの意味がある

Apple製品には「Pro」と名の付くプロダクトがいくつかあります。ここで素朴な疑問ですが、この「Pro」とは何でしょうか?

Appleは「Pro」の意味を定義していません。これ地味に大事だと思っています

MacBook Proの「Pro」については、私は2つの解釈ができると考えています。

解釈1: 高負荷処理をする人

こちらの解釈をする人が多分一番多いのではないでしょうか。動画編集や音楽作成、画像処理といった作業です。こちらが主たる使用用途の人は、間違いなく上位モデルを選んだ方が、買った後に後悔する可能性は少ないはずです。

解釈2: 長時間使用する人

もう1つの解釈は出にくいかもしれませんが、これもプロといえばプロです。例えば、大量の文章執筆やデータ処理を行う人やプログラミングを行う人です。こちらの場合は処理内容が多岐に渡るため、どんな使い方をするかによって必要なスペックが変わってきます。ただ、解釈1のプロに比べれば、それほど高いスペックである必要はありません。

なぜMacBook Proが長時間使用に向いているかというと、MacBook Proは排熱処理に優れた構造のモデルだからです

目に見える特徴を、MacBook Airと比較で1つ紹介します。下記の写真は、上がPro、下がAirの、裏面を並べたものです、モニターを開くヒンジの部分に黒い隙間がありますが、これが排熱口になります。Proの方が大きく設計されているのが分かるはずです。

MacBook ProとMacBook Airの裏面の違い

PCの性能は必ずしもスペックだけで決まるものではありません。MacBook Airにオプションをつければ、確かにスペック的にはProの下位モデルより高くすることは可能です。しかしAirの使用が長時間になると、発熱し出して処理が遅くなっていきます。その点Proは排熱がしっかりしている分、処理が安定しています。

私も使う時はガッツリ長時間使うタイプの人間です。それは、これまでデスクトップであるMac miniを使っていたことからも想像できるでしょう。ちなみに、持ち歩かない時はMac miniと同じ外部ディスプレイとMagicKeyboard、MagicTrackPad 2を使い続ける気マンマンです。

Magic KeyboardとMagic Trackpad 2

「なんでMacbook Pro買ったんだ?」とツッコまれそうですが、大きな画面と大きなキーボードの方が作業効率はやっぱり良いんですね。

ストレージが256GBの理由: 外部に保存できるから

最後の理由はとても単純です。私はデータをNAS(ネットワークハードディスク)やクラウドストレージに保存するので、本体のストレージをあまり必要としません。コスパ的に言えば、内蔵ストレージより外部ストレージの方が圧倒的に安いので、私はそちらを利用しています。

もし足りなくなったら、後でポータブルSSDを買うつもりです。少し前のHDDと違い、今はカードサイズくらいのめちゃくちゃ軽いものが増えているので、持ち運びのコストも無視できるレベルになってきています。

おわりに:自分の使用用途に合ったものが良いに決まっている

Apple製品は人気がありますから、いろんなレビューが存在します(人のこと言えませんが)。中にはCPUの世代がどうのこうの言ったり、ストレージのコスパで512GBが一番いいと言ったり、いろんな意見がありますね。YouTuberほど、そのような意見に偏っているような気がします。

けれど、最終的に使うのはあなたです。だから、あなたに合っていれば、どんなスペックでもいいんです。

大体、ここ2,3年以内のPCCPUの違いはほとんど無視できるくらい小さくなっていると思います。YouTuberのように大量のデータとGPU、メモリを使うなら話は別ですが、大半の人はそこまでの処理を必要としません。今でも大きく違うものがあるとすれば、ユーザーの使う時間の長さの方でしょう

購入を検討している方にとって、参考になれば幸いです。なお、具体的に開封した際のレビューは下記になります。よろしければそちらもご参照ください。

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MacBook Proの排熱処理を邪魔しない縦置きスタンドもおすすめです。

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日常生活と科学をむすぶ、学びのデザイナー。新しいガジェットやギアが大好き。好きなことは読書、バイク、旅、温泉、アニメ鑑賞その他いろいろ。生活をよりシンプルに心地よいものへ変えていきたい。

POSTED COMMENT

  1. よっしー より:

    コメント失礼します。
    購入を検討しているのですが、メモリは8GBで不満ないですか?
    動画編集・画像編集はたまにする程度で、普段はOfficeソフトの事務作業とネットサーフィンなどです。

    多くの方が16GBを推奨していますが、そこまで必要なのか感想を聞かせていただければ嬉しいです。

    • @uru_ より:

      コメントいただきありがとうございます!
      これから購入するにあたり、スペックで悩む気持ち、よく分かります。
      実際、私も購入のたびに何度も何度も悩みます。

      「メモリ8GBで不満ないか?」という質問の答えですが、今のところは特に不満はないです。
      私の場合、記事に書いたとおり前使っていたモデルがMac mini 2014モデルですから、
      明らかに性能が向上したと感じてしまうんです。
      もし16GBのモデルが手元にあり、同じ作業をしたらきっと不満も出るでしょうが、
      そもそもそんな比較はYouTuberでもない限り、しないでしょ?
      だから私は「不満がない」のです。

      「多くの人が16GBを推奨している」ことが気になっているのですね。
      その多くの人が誰なのか、なぜ推奨しているのかは分かりませんが、
      動画編集の効率にだけ着目するなら、私も16GBを推奨します。
      でも問題は、そんな高負荷な作業を、あなたがどれだけやるかです。

      メモリが多い方が動画編集に向いていると言うのは一般論としては正しい。
      1回の編集だろうが100回の編集だろうが、8GBより16GBの方が優れているでしょう。
      でも、あなたのする動画編集がもし月1回しかなかったら、
      1回の編集がスムーズであることにどれだけの価値を
      あなた自身が見出せるのか、よく考えてみてください。
      いや、やっぱり早い方がいいんだ!と思えば16GB、
      まぁそこまでは・・・と思うなら8GBでも正解なはず。
      一般論が常にあなたにとっての最適解になるとは限りませんから。

      ちなみに、私が8GBを購入した心算は後者です。
      もし使い方が変わって、もっと動画編集や画像編集を
      バリバリしたかったら買い替えれば良いと言う腹積もりです。
      Apple製品は大切に使えば中古でも高く売れます。
      2020年モデルはキーボード刷新もあるので、中古需要は高いと予想しています。
      買い替える頃にはさらにスペックが良いモデルが出ているでしょうから、
      必要だと明確に分かったタイミングで買うのが最大の効用を得られるでしょう。

      最後にもう一度お答えしますが、今のところは不満はありません。
      でもいつか、不満は何かしら出てくるものです。
      上手く付き合いつつ、自分の最適解を自分で見つけていってくださいね!
      応援しています。

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