こんにちは、uru(@uru_)です。先月ツーバイ材などを使ってハンガーラックを作った話をまとめました。
実はあのとき、あるミスをおかしました。ハンガーラックの下の天板、ワンバイ材をダボ繋ぎすることで板台をケチったわけですが、ダボ穴が垂直じゃない場所があって、思いっきりスキマができてしまいました。
でも、完成時にはほとんど分からないくらいまで誤魔化しました。
それはすべてセメダインの「木工パテ」のおかげです。
ダボ繋ぎでミスった時の救世主「木工パテ」
少し復習として、完成した時の板の状態をもう一度見てみましょう。
今回問題とするのは、写真下方にある板の話。ワトコオイルで色を濃くしたため、一見何の変哲も無いおしゃれな板(自称)となっています。
これが色を付けるまえどんな状態だったかというと、以下の通りです。
この板、ダボ繋ぎでつなげました。先日カフェコーナーを作った際に一緒に作ったものです。
この時「なんかボンドの量多くね?」って思った人、正解です。
木工用ボンドで大きな隙間を埋めようとした証です。
しかし木工用ボンドを大量に入れてもすぐに乾くはずもなく、どんどん下に流れていった結果、隙間は見事に生き返りました。
流石にこれはみっともないと思い、何とか誤魔化す方法はないかとGoogle先生に泣きつきました。
その結果、行き着いた答えがセメダインの「木工パテ」。
使った結論を述べると、粘性が高くしっかりと隙間のなかで止まり、乾くのも早いので大きな隙間もかなりの確率でうまく誤魔化せる素晴らしい道具です。
使い方は簡単です。まず、パテを埋めたい隙間の左右にマスキングテープを貼ります。
次に木工パテを流し込みます。スキマが大きい場合はヘラで平らにしつつちょっと押し込んでやるといいです。
パテの表面が平らになるようヘラで余分なパテを取り除きます。
終わったらマスキングテープを剥がします。乾く前にさっさととってしまいましょう。
大体一日ほったらかしておくと、パテが完全に乾きます。
ちょっと表面がガサガサしていますが、これはヤスリをかけてやることである程度滑らかにできます。
隙間を埋めてやるだけでも、遠目で見た時の違和感を減らすことができます。
…とはいえ、最初から失敗しないのが本当は一番良いに決まっています。ダボ繋ぎ、恐るべしです。
おわりに:余計な手間とコストから学べるのがDIYのよさ
DIYはうまく資材を調達し設計通りに作ればコストダウンも可能かもしれませんが、最初のうちはこのようによく失敗もします。結局既製品買ったほうが手間もコストもかからなかった、なんてこともあるでしょう。
マイナスに受け取ってしまってはそれでおしまい。でも、失敗を経験するからこそ既製品の凄さを知ることにつながります。大量生産・大量消費がよいとは私は思いませんが、そこで生まれた技術の一端に触れることで、普段の生活のありがたみを感じることができた、と私は今回の失敗をプラスに受け取っています。
ダボ繋ぎについては、今後の課題として一旦保留しておこうと思います。