こんにちは、uru(@uru_)です。そして写真は相棒のモンキー125です。奇跡の一枚です。
前回、丹沢湖近くにあるレストラン「丹沢湖レストラン」(そのまんま)で食べられるダムカレーについて紹介しました。
丹沢湖は個人的に雰囲気がとても好きになったため、何度かに分けて繰り返しきています。で、今回はその丹沢湖よりもう少し北側、秘湯・中川温泉まで行ってみることにしました。
今回はどっちかっていうと写真ログのようなものですが、写真から丹沢湖周辺の素晴らしさが少しでも伝われば幸いです。
三保の家から丹沢湖を北上する
前回は丹沢湖の三保ダムまで紹介しました。今回はそのあたりからの北上となります。
今回まず最初に立ち寄ったのは、三保の家。下の写真の手前に写っている屋根が、その家の屋根です。
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屋根の修復で中には入れませんでした。入り口から見ても古き日本の家屋ある家屋の風景が見えてくるだけに、ちょっと残念でした。
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この三保の家と隣接する丹沢湖記念館は、丹沢湖の湖底に沈んだ世附地区の郷土歴史をを展示しています。この三保の家は江戸末期の民家を移転・復元したものであり、水没前の風景を今に残しています。
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戦後の人口増加による水需要に応えるために、科学技術によって消えた町。いろいろと思いを馳せる価値を与えてくれる場所でした。
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次は必ず家の中を見てみます。
中川温泉近くにある「温泉の道」を歩く
ところで、今回の旅はダムカレーを食べてから温泉に入りに行くというちょっと変わった順番になっていることに気がつきました?
実は「丹沢湖レストラン」に立ち寄ったのにはもう一つ理由があります。
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じゃじゃーん!割引券。
「丹沢湖レストラン」の公式インスタグラム情報で、中川温泉にある「信玄館」という温泉旅館の入浴割引券を唯一ゲットできることを事前にキャッチしておりました! 40%OFFって結構デカいですしね〜。
というわけで、早速信玄館へ!
…と思ったのですが、その前にちょっとここへ寄り道。
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山北町、温泉の道。
信玄館の近くでたまたま見つけたので、温泉に入る前に、お腹を少し減らすのも兼ねてふらっと歩いてみました。
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この写真を撮っているのが2018年11月30日。あとで聞いた現地の人によれば、今年は台風が多かったせいで、山が紅葉になる前に茶色くなってしまったんだとか。気候変動による影響が日本の美しい景色までも消してしまうとしたら、それは何としても阻止しなければいけません。
それでも中川温泉周辺の紅葉の色づき方は美しかったです。
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何がいいって、ここ本当に人がいない!
同じ紅葉でも、例えば京都なんて行こうものなら、人ひとヒト。贅沢に一人で静かに紅葉を楽しめるなんて、最高じゃない?
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そしてこの川の透明度!
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夏になると水遊びやアウトドアするには最高の場所なんだそうです。ちょうどこの頃『ゆるキャン△』にもハマった頃だったので、来年はキャンプにもトライしてみたい…(財布よ、ガンバっ)。
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小道を歩いて、いよいよ秘湯・中川温泉の信玄館に向かいます。
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これぞ温泉地!秘湯・信玄館
中川温泉の知名度がどの程度のものなのか、私はよく知りませんが、丹沢湖はイベントが開催している時を除けばいつも人が少なく静かです。
人混みが苦手なコミュ障の私には最高の逃げ場です。
今回利用したのは日帰り温泉。一番ポピュラーなのは「山北町立中川温泉ぶなの湯」なのに対し、今回紹介する信玄館は旅館です。日帰り温泉では6つある温泉のうち2つに入ることができます。
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名前で薄々分かってはいたけど、やはり武田信玄ゆかりの温泉のようです。詳細は下の写真をご覧あれ(さらっと恐ろしいことが書いてあります)。
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入り口から温泉までは、旅館の美しい中庭を横切っていきます。
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で。
温泉なので流石に公序良俗に反して写真を撮るわけにはいきません。あとは言葉だけでイメージをお楽しみください。
中川温泉の特徴はアルカリ泉。pH10もあるので、そりゃあもうぬるぬるです。
pH10がどのくらいアルカリ性かというと、炭酸水素ナトリウム以上、セスキ炭酸ソーダ以下ですね。分からない人はドラッグストアへGO! ちなみにpH7が中性、それより小さいと酸性です。
まぁ人が全然いないので、露天風呂はほぼ独り占め。これまで紹介した紅葉を愛でながら、かつて武勇たちが血を流したという川のせせらぎに耳を傾けながら、ひたすらのんびりと温泉の触感とともにぼーっとしてました。
なんていうかもう、ここで果てたいって思いました。
おわりに:ここは秘密の場所です
すでにブログの記事にしている手前でこんなこと言うのもなんですが、この丹沢湖と中川温泉は、あんまり他の人に教えたくない場所です。いや、それだと地域経済立ち行かなくなっちゃうけど、本当に静かでいいところ。
運転していた道中は写真こそ取れなかったものの、網膜に焼き付けておきたい風景が何度も何度も続いた神奈川県道76号山北藤野線。今私は、こんな場所に猛烈に心惹かれてしまっています。
(続く)